プロジェクトに関するトラブル
プロジェクトの作成や取り扱いに関するトラブルについての解決方法です。
プロジェクトの新規作成に失敗する
 ワールドエディターを起動し、プロジェクトを新規作成する際に「プロジェクト作成の元データが存在しません。コンテンツフォルダの中身が破損した可能性があります。」と表示される場合は、タクティクスコンテンフォルダのなかにあるプロジェクトの元データとなるファイルが不足しています。
ケース1 はじめてのプロジェクト作成で失敗する場合
 タクティクスチャレンジv2をご利用を開始して初めてプロジェクトを作成しようとしたときにこのエラーが発生する場合はタクティクスチャレンジv2起動時の自動アップデートが行なわれていないことが原因です。自動アップデートは次の2点を正しく行なうことで実行できます。
1.プログラムメニューまたはアプリ一覧(Windows8)からワールドエディターを起動
2.ネットワークへの接続が遮断されないようセキュリティソフトの設定を変更する
ケース2 以前は正常に動作していた場合
  以前は正常にプロジェクトを作成できていたのに新たなプロジェクトを作成しようとして失敗する場合は、ダウンロード済みのファイルが削除されていたり、ハードディスクが破損している可能性があります。
 下表にあるフォルダやフォルダのなかのファイルが存在していることをご確認ください。ファイルが不足している場合、タクティクスチャレンジv2 Updaterによる再更新を行ない、正しくファイルを取得しなおす必要があります。この手順は以下のとおりです。
1.ワールドエディターを終了させる
2.下表にある「履歴ファイル」を削除する
3.プログラムメニューまたはアプリ一覧(Windows8)からワールドエディターを起動し自動アップデートを行なう
 自動アップデートに成功すれば、ワールドエディター再起動後にプロジェクトの作成を行なえるようになります。
[標準初期プロジェクト作成]の場合 フォルダ: タクティクスコンテンツ/v2System/Exe/New0/
必要ファイル: 5つ(New.Tv2等)
履歴ファイル: タクティクスコンテンツ/v2System/History/tcv2new0.cab_(年月日).log という名前のファイルすべて
[空白プロジェクトを作成]の場合 フォルダ: タクティクスコンテンツ/v2System/Exe/New1/
必要ファイル: 2つ(New.Tv2等)
履歴ファイル: タクティクスコンテンツ/v2System/History/tcv2new1.cab_(年月日).log という名前のファイルすべて
ダウンロードしたファイルの展開がうまくいかない
 ワールドエディターではプロジェクトの新規作成などにおいて自動アップデートでダウンロードしたファイルを使用します。ダウンロードしたファイルは圧縮されているので自動で展開することになりますが、このときWindowsが搭載しているファイル展開機能を利用しています。そして、このファイル展開機能が正常に動作させられない状態だとワールドエディターの動作に支障を来すことがあります。
 Windowsのファイル展開機能はWindowsのSystem32フォルダにExtrac32.exeとしてインストールされます。自動アップデートやプロジェクト作成などの動作がうまくいかない場合はExtrac32.exeがあるか、あるいはセキュリティソフトなどによって動作を停止させていないかをご確認ください。
 Extrac32.exeがない場合や破損している場合はExtrac32.exeを復元する必要があります。Extrac32.exeはWindowsインストール時に標準でインストールされるファイルなので、Windowsを再インストールすることで復元可能です。なお、一部のパソコン環境最適化ソフトの使用によりこのExtrac32.exeが削除されてしまうことがあるようです。そのようなソフトのご利用にはご注意ください。