新要素「時期値とリードメッセージ」
物語の進行管理を手助けする新要素「時期値」と「リードメッセージ」をご紹介します。
物語の変化にあわせてプレイヤーの誘導
 「時期値」とはゲーム中の物語や時代がどれだけ進行しているかを示す数値で、クエストを受諾したり完了させることで数値を変化させることができます。たとえばストーリーの中心となる連続クエストをひとつ進めるたびに時期値を1→2→3と変化させていき、さらに「時期値3になったら発生するサブクエスト」などを作ることでメインクエストとサブクエストが混在するちょっと複雑な作品を管理しやすいかたちで表現できます。
 さらに、時期値をプレイヤーにも見えるようにしたものが「リードメッセージ」です。 時期値はあくまで作者が物語を管理するためのただの数値なのでプレイヤーには見えませんが、ゲーム中の時期値変化に合わせてワールドマップ画面の上部に文章を表示されることができます。主な用途は「次になにをすればいいか」を示してプレイヤーを導く(リードする)ことになるので「リードメッセージ」という呼称になっています。
リードメッセージを設定しておけば「次になにをすればいいかわからない」というプレイヤーを手軽に導けます。上手に活用してみてください。
編集時の一覧には時期値の数値とリードメッセージが一緒に表示されます。
  なお時期値は00〜99まで設定できます。クエストを受けると1進み、クエストを終わるとさらに1進む……というかたちで使用しても50段階の物語の変化を表現できます。あらかじめストーリーを考えてからゲームを作る場合は、まず時期値とリードメッセージをひととおり設定してゲームの全貌を決めると良いでしょう。