2017アップデート情報 ワールドエディター編
『タクティクスチャレンジv2』ワールドエディターのアップデート内容を紹介します。
タクティクスタディオンとの連携機能
新作『タクティクスタディオン』のバトルフィールドやエフェクトはタクティクスチャレンジv2で制作したものが利用されています。
 タクティクスチャレンジv2で制作したデータを新作『タクティクスタディオン』(開発中)で利用するための機能を実装しました。
インポート/エクスポート
 エフェクト、ブロックセット、バトルフィールドを個別にファイルに保存する機能と読み込む機能が追加されました。
 『タクティクスタディオン』での利用に限らず、タクティクスチャレンジv2の他のプロジェクトへバトルフィールド等を移植するためにも利用できます。
メディアファイルリスト出力
 プロジェクトに登録されているメディアファイルの番号と名前をファイルに保存する機能が追加されました。
練習素材をダウンロード!
 インポート機能を実際に利用してみるための練習用の素材として『タクティクスタディオン』向けに作られたエフェクトとバトルフィールドをタクティクスチャレンジv2で利用するための素材を提供します。
道具屋HP(BOOTH)からダウンロードできます
※関連する提供ファイル1 ブロックセット『岩窟』『凍土』(無料)
※関連する提供ファイル2 エフェクト『弱体』『被属性』8属性(無料)
バトルフィールド編集/デザイン機能の拡張
インポート/エクスポート機能を活用すれば他のプロジェクト用に作ったバトルフィールドを移植することもできます。
メモ欄
 バトルフィールドごとの設定要素としてメモ欄が追加されました。
ブロック情報表示
 ブロックセットの新設定要素「持ち上げ加算値」が反映されるようになりました。
インポート/エクスポート機能
 バトルフィールド一覧の右メニューに[エクスポート][インポート]を追加しました。
 [エクスポート]は選択したバトルフィールドを個別ファイル(TxFieldmap)に保存する機能、[インポート]はTxFieldmapファイルを読み込む機能です。
 なお、ファイルに出力されるデータは使用している画像やブロックセットの番号と名前、各層へのブロック配置などの情報のみです。画像やブロックセット自体は含まれません。
ブロック編集ウィンドウの表示位置を変更
 バトルフィールドのデザイン時にブロック選択パレットからブロック編集ウィンドウを開くと画面中央に表示されるようになりました。
ブロックセット/ブロック編集機能の拡張
追加コピー機能はふたつのブロックセットをひとつにまとめる機能として利用すると便利です。
インポート/エクスポート機能
 ブロックセット一覧の右メニューに[エクスポート][インポート]を追加しました。
 [エクスポート]は選択したブロックセットを個別ファイル(TxBlockset)に保存する機能、[インポート]はTxBlocksetファイルを読み込む機能です。
 なお、ファイルに出力されるデータは使用している画像の番号と名前、ブロックの設定などの情報のみです。画像自体は含まれません。
メモ欄
 ブロックセットと、ブロックセットに含まれる各ブロックの編集時にメモを記せるメモ欄が追加されました。
使用マップパーツ一覧の動作調整
 使用マップパーツ一覧をダブルクリックするとマプパーツ一覧を表示するよう動作を変更しました。
空きブロック挿入機能(※※)
 ブロック選択パレットの右メニューに[挿入]コマンドを追加しました。
 [挿入]を実行すると、選択位置は空きブロックになり、選択位置以降のブロックは番号がうしろへひとつずつ移動されます。
空きブロック削除機能(※※)
 ブロック選択パレットの右メニューに[未使用欄を詰める]コマンドを追加しました。
 [未使用欄を詰める]コマンドは選択位置以降にある空きブロック欄をすべて削除し、設定があるブロックを前に詰めて移動する機能です。
追加コピー機能(※※)
 追加コピー機能は、事前に選択したブロックセットのブロックを別のブロックセットに追加する機能です。
 追加コピー機能を利用する際は、まずコピー元となるブロックセットを選択し、右メニューから[追加コピー元]を実行します。続いてコピー先となるブロックセットを選択して開き、追加先となる空きブロックの位置をパレット上から選択して右メニューから[追加コピー実行]を実行してください。
ページ選択ボタンの表示拡張
 ブロックセット編集ウィンドウでブロック選択用のページボタンの番号表示を拡張し、ページ内にブロックがある場合は太字で、ない場合は細字で表示されるようになりました。
新設定要素・持ち上げ加算
 ブロックに追加された持ち上げ加算は、ブロックの画像を上に持ち上げて表示するための新設定要素です。
 この機能を活用すると、ひとつのマップパーツ画像を高さの異なる複数のブロックに利用できます。たとえば豆腐状の床画像1点を利用したブロックを3つ作成し、持ち上げ加算値をそれぞれ1.0、2.0、3.0とすれば豆腐ブロックによる階段を手軽に作成できます。あるいは1.1、1.2、1.3……と微妙に高さが違うブロックにすれば緩やかに高さが変わる丘のような地形を表現することも可能です。
ブロック選択パレットの情報表示
 持ち上げ加算値が0以外の場合、値がブロック選択パレットに表示されるようになりました。また、高さの設定値を示す短縮表記を「h」から「高」に変更しました。
(※※)ブロックセット編集機能について注意事項
 ブロックセットのブロックを追加/削除/移動することでブロックの番号を変化させる機能は利用前に「ブロック番号を変えてしまってよいか」をよく検討してください。これらの機能を作成中の新しいブロックセットで利用するぶんには問題ありませんが、すでにバトルフィールドに使用しているブロックの番号を変えてしまうとバトルフィールドが以前とは違う構造になってしまうことがあります。
 既存のブロックセットやバトルフィールドに影響する場合は、念のため関連するバトルフィールドとブロックセットをあらかじめエクスポートしておきましょう。インポートしなおせば以前の状態に戻すことができますので合わせてご利用ください。
エフェクト編集機能の拡張
プレビュー機能を実行するとエフェクトに設定されているサウンドも再生されます。音量に注意してください。
プレビュー機能
 エフェクト編集ウィンドウの[プレビュー]ボタンをクリックするとプレビューウィンドウが表示されるようになりました。エフェクトの実行テストを行なえます。
インポート/エクスポート機能
 エフェクト一覧の右メニューに[エクスポート][インポート]を追加しました。
 [エクスポート]は選択したエフェクトを個別ファイル(TxEffect)に保存する機能、[インポート]はTxEffectファイルを読み込む機能です。
 なお、ファイルに出力されるデータは使用している画像やサウンドの番号と名前、表示サイズなどの情報のみです。画像やサウンド自体は含まれません。
その他の拡張要素
最後尾ページ番号の表示を追加
 各種データの編集ウィンドウに一覧の最後尾を表示するようになりました。この番号をダブルクリックすると対象(最後尾のデータ)を選択状態にできます。