ゲーム制作Q&A(応用編)
タクティクスチャレンジv2でゲーム制作を行なう際の疑問点にお答えします!
Q.敵が援軍を招いたり最終ボスが変身するバトルは実現可能ですか?
A. 可能です。NPCを「隠しNPC」にしておくと、戦闘の途中であとから出現する扱いにできます。クエストのBF出撃設定でNPCの"出現"設定 を「隠し」にしたうえで"隠しNPC出現条件"を設定してください。
左はボスのHPを50%以下にした時点で2人の竜騎士があとから参戦した様子、右はボスのHPを0にした際に別キャラクターが代わりに出現して変身したように見せている例です。
Q.戦闘中にイベント演出を行なうことはできますか?
A. イベント演出は戦闘前と戦闘後の2種類を設定可能です。 現在(2016年11月)の時点では戦闘の途中でイベント演出を実行させることはできません。
Q.バトルフィールドで戦闘をせずイベント演出だけを行なうことはできますか?
A. 可能です。クエストの目的タイプを「バトル/イベント」にすることで戦闘のないバトルフィールドでのイベントシーンを作成できます。
Q.バトルで倒した相手が"まれに"仲間に入るようにできますか?
A. 直接的に倒した相手を仲間にする機能はありませんが、ランダム入手できるアイテムを発生条件したクエストを介して加入させることは可能です。作例をサポート用Twitterアカウントに掲載していますのでぜひご覧ください。
ミニ講座まとめ:倒した相手を仲間にできたりできなかったり@hiposuppo
※Twitterアカウントをお持ちでなくても閲覧可能です。
※スクリプトを無効にしていると画像等が表示されないことがあります。
Q.表情グラフィックを表示することはできますか?
A. 表示できます。キャラクターの顔や表情のグラフィックはバトルフィールドの戦闘前後イベントで指定し、表示させられます。戦闘前後イベントのアクション(セリフ)ごとに正方景(256×256ドット)の縦横1/4領域(64×64ドット)を指定するかたちなので、その都度セリフの内容に合わせて違う表情を表示することができます。
第1回バージョンアップで追加の選択肢機能と合わせて表情を表示してみた例。自作イラストなどを用意できれば文字のセリフでは出せない微妙な感情を表現できるかもしれません。
Q.世界地図に一枚絵を使用することはできますか?
A. 第3回バージョンアップにより対応しており、使用可能です。ワールドエディターの世界→作品→世界地図特殊背景から画像を指定できます。
Q.エリアに着いた際にエリアの様子を示す風景画などを表示できますか?
A. 表示できます。サンプルゲーム『冒険者募集中!!』では利用されていませんが、エリアが平和(ショップなど街としての機能が有効)な状態であればグラフィック(正方景)を表示することが可能です。
Q.ショップの店内の様子を表すグラフィックを表示することはできますか?
A. 現在(2016年11月)の時点でショップごとに関連付けて画像を設定することはできません。グラフィックによって店ごとの違いを強調したい場合は、店やクエスト斡旋所をそれぞれ別のエリアとして配置することで実現可能です。
街や村をひとつのエリアとしてまとめる必要はありませんので、建物ごとに別のエリアとして表現する方法は本件に限らずご活用いただけます。建物ごとに別にするのは多すぎる、という場合は「商業区」「居住区」といった分け方も有効です。なお、エリアは200個まで作成できます。
Q.セーブデータをロードしてからゲームを進めるとゲームが正しく進行しなくなることがあるのですが、はじめからプレイを行なうと正しく進行できます。なぜでしょうか?
A. 一度作成したアイテムやクエスト等を所持・受諾した状態でセーブし、その後で関連するアイテムやクエスト等を削除してしまうと「あるはずのデータがない状態」になるためゲームの進行状態に不整合が起き、問題が発生することがあります。
 作成したアイテムやクエスト等を別のものに変更してもこのような問題は発生しませんが、削除したり設定済み項目を空欄にする場合には注意が必要です。削除や空欄化を行なったあとでおかしな現象が発生した場合は、古いセーブデータを使用しないようにしてください。
ご要望やご相談につきまして
 お客様から頂戴する様々なおたよりのうち「その時点で実装されていない機能が実は存在していないのか」「あるいは今後実装されるのか」「またはお客様が思い描く様々な演出を表現することが可能か否かをご相談いただく内容のもの」等は、おたよりがご質問の形式であっても機能拡張要望や機能の平易化要望、または詳しい解説の必要性のご指摘としてのお取り扱いさせていただいております。そのため当Q&Aコーナーには直接的な回答を掲載しない場合があります。ご要望が多く実現の必要性が高いものにつきましては機能拡張や別途記事掲載などのかたちをもって対応いたしてまいりますのでご了承ください。